肩の痛み・症状について
肩の痛み・症状について

肩関節は体の中で最も可動域が広く、複雑な動きを可能にしていますが、その分構造的に不安定で怪我や障害を起こしやすい部位です。
肩の痛みは、単なる疲れや加齢によるものだけでなく、筋肉(腱板)の損傷や炎症が隠れていることもあります。
当院では、原因を的確に診断し、お薬や注射、日常の動作アドバイスを通じて、痛みの緩和と機能回復を目指します。
【首から肩、背中にかけての張りや痛み】
長時間のデスクワークや姿勢の悪さ、運動不足などにより、筋肉が緊張して血行が悪くなる状態です。
同じ姿勢を続けない工夫や、肩周りを温める習慣、適度なストレッチが有効です。ただし、他の疾患が原因で肩こりを感じる場合もあるため、症状が長引く際はご相談ください。
【中年以降に起こる、肩の痛みと動きの制限】
加齢や負荷の蓄積により、肩関節の周囲に炎症が起こる疾患です。
腕を上げると痛む、夜間に痛みで目が覚める(夜間痛)など。
急性期は安静とお薬、注射等で炎症を抑えます。その後、関節が固まらないよう、ご自宅でできる無理のない運動指導などを行い、徐々に動かせる範囲を広げていきます。
【投球動作や腕を強く振る動作による障害】
野球のほか、テニスやバレーボールなど、肩を酷使するスポーツで発症します。成長期のお子様には「リトルリーグショルダー」という特有の病態もあります。
早期の診断と安静が基本です。肩だけでなく、体幹の強化やフォームの見直しなど、全身のコンディションを整えるアドバイスを行います。
【肩を支える筋肉の腱が切れた状態】
怪我や使いすぎによって、肩を動かすための筋肉(腱板)が断裂した状態です。五十肩と症状が似ていますが、自然治癒が難しいため適切な鑑別が必要です。
超音波(エコー)やMRIなどで診断します。症状に応じて、痛みを抑えながら周囲の筋肉を補うための運動指導を行う「保存的治療」や、必要に応じて手術の検討・専門医へのご紹介を行います。
【コンタクトスポーツや転倒による怪我】
肩の関節が外れたり(肩関節脱臼)、鎖骨との連結部がずれたり(肩鎖関節脱臼)する外傷です。
脱臼は一度起こすと癖(反復性)になりやすいため、初期の適切な固定と管理が重要です。スポーツ復帰や再発防止に向けた指導を行います。
肩の治療では、痛みを抑えることと同時に「肩の安定性」を取り戻すことが大切です。当院では医師の指示のもと、以下のサポートを提案いたします。
レントゲンやエコー等を用いて、骨や筋肉の状態をしっかり確認します。
肩周りのインナーマッスルを整えるためのストレッチや、ご自宅で継続できる簡単な運動プログラムを提案します。
肩への負担を減らす姿勢や、動作のコツをアドバイスし、根本的な改善を目指します。
肩が上がらない、夜寝ているときに肩が痛む、といった症状がありましたら、当院までお気軽にご相談ください。
TOP